「新年度を前に」

早いもので、平成27年度も残りあと1カ月を切りました。

特定非営利活動法人響が受託した歴史と文化の森公園・炎の博記念堂の指定管理の受託期間も3月末を持って終了し、幸いな事に、次期の指定管理者として議会からも承認を頂き、4月からは新たな受託期間がスタートします。

思えば2013年4月、事務所スタッフのほとんどが炎の博記念堂での仕事経験があったこともあり、張り切って机に向かい始めたところ、文書棚には、あるべきはずの委託契約書や報告書類は控えすら無い状況。
引き継ぐべきそれまで3年間の資料が手元に全く残っていない。よってそれまでの管理状況や現状が把握できない。また、貸し館の予約台帳を見ると、ダブルブッキング、トリプルブッキングが目白押し。従って最初の仕事はお客様への確認とお詫び行脚。更には、館内設備や備品の確認をすれば、机はぼろぼろ、ピアノに至っては鍵盤の並びがデコボコしている。
まさに右往左往、心慌意乱の毎日でした。
焦りを覚えるような出発でしたが 、利用者お客様や関係者の皆さまの暖かく力強いご支援を受け、無事に3年間の受託期間を終えようとしています。

この3年間のご支援に感謝しつつ、そこでの反省を生かすという新たな気持ちで、来る4月からの指定管理に臨む決意です。
特に、議会等で指摘のあった公園管理の充実については、管理体制を見直しつつ、ご指摘には迅速に対応し、このホームページ上で原因、対応策を公開し、利用者の皆さまとともに活動する、開かれ、愛される公園づくりを目指します。

どうぞ皆さま、4月からもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。